運動経験なし、四角いフォルムと不調のオンパレード

ご来店時の悩み: 下半身を細くしたい。

一方で自覚症状として
頭痛・肩こり・冷え症・むくみ・便秘…などもある。

実際に写真は上半身のもので
肩甲骨の位置は外に開き、
背中が大きく見えてしまっている。

仕事での緊張感が強く週末に食事が乱れてしまう。
お腹いっぱい食べてから寝る悪い習慣がついてしまっている。
分析: 下半身の悩みに関しては
デスクワークで
座りっぱなし＆運動不足により
お尻から太ももにかけて
筋肉が固まっていて血行不良。

お尻と太ももは常に冷たい。

肩甲骨が本来より大きく外側に位置、
普段の姿勢の悪さもあり
首から肩にかけて付着している筋肉達が
総動員で過緊張状態。

背中はバキバキに固まっている。

全身の筋肉が緊張しっぱなしと言っても過言ではない状態。
また、暴食による消化器系の疲れも内臓を包む膜の緊張を生み出しておりまさに内側外側全部緊張している。
施術の方針: 週末に施術に来て、月曜日に仕事が始まると同時に全身の緊張が起こってしまうとのことだったので薄皮を剥ぐような全体の施術というよりは次回のご来店まで変化が維持できる場所を確実に毎回作っていくことを念頭に施術をしていくことにしました。

まず、肩関節、股関節、足関節に関係する筋肉はとにかく芯から固まっている状態だったため、施術のたびに集中する場所を少しずつ変えて、緊張が起こっても元に戻りすぎないよう筋肉筋膜を芯から温め解放していくことを繰り返しました。
痛みが苦手なため、一箇所一箇所にかける時間を長めに取りました。
少しずつ短い時間でも緩むようになっていったところで運動療法も入れて良い状態を維持できる力を育成していきました。
結果: 見た目の変化はもちろんですが、とにかく呼吸がしやすくなったことと、頭痛や首肩こりで吐き気がすることがなくなったとのことでした。
下半身のむくみも起こりづらくはなったものの、便通は施術後は良くなるものの仕事が始まると便秘が続くそうなので物理的な問題というより機能的（精神的）な問題が強いと考えられます。
座りっぱなしで運動経験もなく運動不足が続いているので、手技による運動療法での運動不足解消効果はかなり高いと思います。
単純にジムに通ったりピラティスやヨガに通うよりも高い運動効果が期待できることと確実に姿勢改善が叶っていくので運動が苦手な人に喜んでいただけるメニューであると改めて感じました。